■サル被害防止へカラーボール
京都市の住宅地でサルの群れが農作物を食べたり、民家に侵入する被害が絶えないため、山科署は9日、撃退道具として逃走犯の特定に使うカラーボールと発射機を新たに配備した。
昨年は水鉄砲で追い払う作戦をとっていたが、サルが慣れてしまい、第2弾の撃退策を検討。
カラーボールの活用を思いついた。
カラーボールは、逃走する犯人や車に当てて破裂させ、着色して犯人を特定する道具。
発射機をパトカーに装備し、ガスで直径約2㌢のカラーボールを撃ち出す。
サルを驚かせ山に追い払おうという狙いだ。
人に当たっても衝撃が小さく、着色剤も無害で住宅地で使いやすいという。
同署などによると、群れは約40頭で、今年は5月以降に山科区の住宅地に出没、署への通報は計114件に上る。
畑を荒らしたり民家に入り込み、路上で小学生をひっかく被害も出ている。
9日午前、同署で行われた試射では、署員が約10㍍先のサルの絵に向けてカラーボールを発射。
みごと命中し、オレンジ色の着色剤が顔の部分についた。
署員は「実際の効果は未知数。根気強く警告を与えるしかない」と言いサルとの知恵比べが当分続きそうだ。

2005/08/10(Wed) 00:54 
