宮城県登米市の佐沼署米山駐在所で、男性警部補(57)が同県石巻市内の中学3年男子生徒(14)に背中などを刺されて重傷を負った事件で、男子生徒が佐沼署の調べに対し、「以前から死にたいと思い、死ぬ手段として便利な拳銃が欲しかった」などと供述していることが24日、わかった。
男子生徒は生活全般についての不安も口にしており、同署は男子生徒の生活状況などを慎重に調べ、動機の解明を進める方針。
男子生徒は逮捕直後、興奮しながら「自殺するためだ」と口走り、24日には、「時々自殺したいと思うことがある。死にたくなった時のため、死ぬ手段として便利な拳銃が欲しくなった」などと供述したという。
同署は同日午後、男子生徒宅の部屋を捜索し、男子生徒が多数のモデルガンやシューティングゲームのソフトを所有していることを確認した。
男子生徒は「現実とゲームなどの世界を混同してはいない」などとも供述しているが、同署は「まだ自分の心の中を整理できていない状態」とみている。
また、男子生徒が犯行当時、所持していたリュックサックの中に、石巻市内の河北署桃生駐在所から今年5月に盗まれたものとみられる手錠と警棒が入っていたこともわかった。
男子生徒は「(桃生駐在所で)拳銃を盗もうとしたがなかったので、見つけた手錠と警棒を盗んだ。(米山駐在所で警部補を刺す前)桃生駐在所に行ったが留守だったので、ここまで来た」とも供述しているという。
凶器の刃物については「2、3年前に購入して持っていた。さやと柄の部分は粘着テープを張るなどして自分で加工した」などと供述。
刃物はズボン内側の両足のふくらはぎ付近にバンドのようなもので固定されており、佐沼署は計画的な犯行だったとみている。
祖母などによると、男子生徒は工業高校への進学を希望しており、24日に学校見学をする予定だった。
高校卒業後は、役場か農協に勤務し、両親を支えたいと話していたという。
府警は盗まれた可能性が高いとみて捜査している。
府警によると、巡査は、交通警備の予行演習で、両陛下が通られる京都市下京区内の交差点を担当。
訓練の際、近くの植え込みの上に、通行ルートや通過時間などが書かれた「交通規制要領」(A4判約20㌻)と雨がっぱをポリ袋に入れて置いたが、数分後、なくなっているのに気づき、上司に報告した。
規制要領には、警備対象者が両陛下とは書かれていなかったという。
巡査は翌日、管轄の堀川署に盗難届を提出。
府警は、悪用された場合に備え、当日のルートを変更した。
同府警の相葉市郎・交通規制課長は「再発防止に向けて教養指導を徹底したい」と話している。
両陛下は、神戸市で開かれた「第18回世界心身医学会議」の開会式出席などのため、20日に京都大宮御所に宿泊され、21日に神戸市、22日に大阪府入りし、23日に帰京された。

2005/08/24(Wed) 22:28 
