1.航空隊のスカイパトロール活動
県警察航空隊は、「むさし」と「さきたま」の2機の航空機(ヘリコプター)により、自動車盗やひったくり等の街頭犯罪に対する空からの警戒活動を強化し、地上の警察部隊と連携して、空陸協働による効果的な検挙活動を展開している。
2.主な検挙事例
(1)大規模な盗難車両輸出グループの検挙
○本年1月、航空隊は、刑事部からの情報に基づく継続的な空からの警戒活動により、盗難車両を海外へ輸出する外国人グループのコンテナ一時保管場所を突き止めた。
○その後、所要の捜査により、同所に保管してあったコンテナ21個を差押え、コンテナ内から盗難被害車両92台を発見、押収するとともに、本年6月、外国人グループのリーダー、ナイジェリア国籍の男を盗品運搬容疑で逮捕した。
(2)逃走した自動車窃盗外国人グループを発見、警察官を誘導して全員確保
○本年8月、千葉県内で被害に遭った盗難車両が、久喜警察署管内の自動車解体場にあるとの情報により警察官が臨場したところ、黒人系の外国人6人が川に飛び込み逃走する事案が発生した(1人は現場で確保)。
○緊急手配を傍受した航空隊は、現場に急行して空からの検索を開始したところ、逃走する外国人を発見、警ら用無線自動車を誘導して3人を確保した。
○さらに、広報用スピーカーで空から刑事広報を実施したところ、付近住民から「庭にずぶ濡れの2人の黒人がいる」との110番通報により、逃走した外国人全員を確保し、住居侵入、入管法違反で検挙した。
(3)警ら用無線自動車に衝突させた被疑者を追跡し、警察官を誘導して確保
○本年10月、朝霞警察署管内において、偽造ナンバーを取付けた不審車両が警察車両を見るなり、逃走する事案が発生した。
○航空隊は、失尾付近に急行し逃走車両の検索を開始したところ、走行中の逃走車両を発見、警ら用無線自動車を誘導して追い詰めたが、さらに、警ら用無線自動車に衝突を繰り返して逃走し、駅前スーパーの立体駐車場に逃げ込んだ。
○ホバリングで継続監視していたところ、スーパー出入口から不審な2人組が駆け足でタクシーに乗り込むのを発見し、警ら用無線自動車と連携して乗車していた2人(男女)を確保し、同男を公務執行妨害罪で逮捕した(逃走車両は盗難車と判明)。
2005/11/30(Wed) 09:01 
