■消防車がタンク空で放水できず
茨城県古河市で10月にラーメン店が全焼した火事で、最初に到着した古河消防署の消防車のタンクの水が空で放水できなかったことが28日、分かった。
タンクの点検作業のために水を抜いていたという。
同署は幹部らを口頭注意とした。
火事は、10月1日午後3時10分ごろ、同市下辺見のラーメン店から出火し、木造平屋建て店舗約45平方㍍と店舗脇の物置を焼いた。
経営者の男性(71)が、物置で新聞紙を丸めて火を付けてクモの巣を取っていたが、消火を確認せずに外出した間に出火したという。
この火災でのけが人はいなかった。
通報を受けた同署住吉分署から1台、他の分署から3台の消防車計4台が出動したが、1台目の消防車から水が出なかったため、近くの消火栓にホースをつないで放水したという。
近くの男性(60)は「放水ができていれば全焼は免れたのではないか」と話す。
古河消防署の田宮陽一署長は「火災シーズンを前に、水を抜いてタンク内の小石などを取り除く点検をしていた。少しは水があると思い出動したが、不注意だった」と陳謝している。
2005/11/28(Mon) 21:38 
