■<TVのチカラ>神戸市東灘区の小学校がテレ朝に抗議

テレビ朝日系のバラエティー番組「TVのチカラ」で、「殺人容疑者は近くにいる」として学校名を放映された神戸市東灘区の小学校が「小学生が被害に遭う事件が起きている中でふさわしくない」と同局に抗議したことがわかった。
5日に放送された番組で、1990年に札幌市で起きた殺人事件の容疑者の居場所を英国の透視能力者が推理する内容。
「キーワードの一つは学校」とされ、学校名の書かれた地図や概観などを放映した。
これに対し、学校側は放送翌日の6日「保護者がナーバスになり、困惑している」と抗議した。
同校では、児童を2週間集団下校させる対応を取っているという。
同局広報部は「7日に番組スタッフが学校側と話し合い、今後の対応を検討する」と話している。

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■自販機とITが合体
通学途中の小学生の女児が襲われる事件が相次いでいる中、飲料用だけでも全国で260万台あるという自販機と、ICタグなど情報技術(IT)を組み合わせたシステムで、子どもの安全を守ろうとする動きが始まっている。
大阪市内の私立小では今年6月から「登下校情報配信システム」の運用を始めた。
下校する児童が校舎の出入り口に設置されたセンサーにICタグをかざすと保護者の携帯電話に「○○さんが下校しました」と電子メールが届く。
児童の9割がバスか電車通学で、「帰宅時間がわかると安心。送迎の予定も立てやすい」と保護者。
また、学校周辺の自動販売機には防犯カメラも設置されている。
自販機に高速ネット回線を引き込み、撮影した映像をサーバーに一定期間蓄積できる。
同小は犯罪の抑止効果を期待している。
一方、大阪府は来年2月から約1か月間、大阪市中央区の市立小学校の校区で「街角見守りロボット」の実証実験に取り組む。
通学路の沿道にICタグの電波を拾うセンサーを内蔵した自販機10台を設置。
ICタグをつけた児童が通過すると、保護者にメールが配信されるほか、児童に緊急連絡装置を携帯させ、非常時に自販機付近で緊急ボタンを押すと、管理センターに連絡が入るとともに、自販機から大きな音や光が出る仕組み。
システムの開発会社では「自販機は電源工事も不要。活用しない手はない」と話している。

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