■4Gの屋外実験で下り1Gbspを実現
NTTドコモは6月23日、第4世代移動通信システム(4G)に向けた屋外実験で、下り最大1Gbpsのリアルタイムパケット信号伝送実験に成功したと発表した。
神奈川県横須賀市の市街地で、基地局装置と時速20㌔で移動する移動局との間で通信を行った。
既に屋内での「人が歩行する程度のスピード」での1Gbps通信には成功しており、今回の成果は屋外の生の環境でも1Gbps通信が可能なことを示した点にある。
利用した周波数幅は従来と同じ100MHz幅。
無線アクセス方式としては従来通り、「VSF-Spread OFDM」を使った。
100MHz幅を768のサブキャリアに分割するOFDMを使い、さらに拡散率を可変とすることで、通信条件に応じて最適な通信を可能とする。
各サブキャリアに異なる信号を乗せる場合を拡散率1、拡散率が1以上の場合、複数のサブキャリアに同じ信号を乗せることを意味する。
多重アクセスにはTDMを使っている。
また4つの送信アンテナと4つの受信アンテナを使って信号を多重化し通信速度を高速化する、MIMO技術も利用している。
今回1Gbps通信を成功させたことで、周波数利用効率は10ビット/秒/Hzとなった。
現行のFOMAで使われるW-CDMA方式(5MHz幅、速度2Mbpsとした場合)に比べ、「約20倍」(ドコモ)の効率アップとなっている。
2005/06/23(Thu) 20:56 
